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四季報が怖くない。何十年も投資してきた50代が初めて四季報を開いた話

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何十年も投資してきたのに、四季報を買ったことがなかった

株式投資は何十年もしている。

なのに四季報を買ったことが一度もなかった。

適当に株を買い、売りし、買値を割れば塩漬けにし、売った後で上がれば悔しがる。

感情だけは人並みだが、そこに根拠もストーリーも何もない。

投資家ではなく、投機家だった。それが正直なところだ。

それでも月日のおかげでポートフォリオはプラスを維持できている。でもこれは実力じゃない。運が良かっただけだ。

このままで終わるわけにはいかない。そう思って、初めて四季報を手に取った。

四季報とは何か

本屋でよく見かける、あの分厚い本だ。1冊3780円。ワイド版を買い求めた。

ちらっとめくる。

うわぁ、文字が小さい!!

ワイド版でもかなり小さいと感じた。文字と数字が所狭しと並んでいる。見開きで4企業が掲載されている。

最初はもちろんちんぷんかんぷんだ。しかも目が痛い。

でも四季報は単なる企業の成績表ではなかった。

東洋経済の記者が独自に各企業の業績を予想している本なのだ。

これを知ったとき、見方が変わった。

初心者がまず見るべきたった一つのポイント

記者は各企業を取材し、調べ、独自の業績予測を出している。

そして各ページの欄外に、こんなマークがある。

「四季報予想と会社予想の乖離マーク」だ。

上矢印とニコちゃんマークが並んでいる欄を見てほしい。

これは四季報の記者予想が会社の業績予想より高いことを示している。

記者の目利きが正しければ、その企業は今後上方修正してくる可能性が高い。

上方修正が出れば株価は跳ねることが多い。

最初はこのマークだけを見ていけばいい。それだけで十分だ。

スクリーニングで使う指標

慣れてきたら、次の数字も合わせて見ていく。

・ROA(総資産利益率)

 会社が持っている資産をどれだけ効率よく使って利益を出しているか

・ROE(自己資本利益率)

 株主のお金をどれだけ効率よく使って利益を出しているか

・予想配当利回り

 株価に対して配当がどのくらいの割合か。高いほど受け取る配当が多い

・営業キャッシュフロー

 本業でしっかりお金を稼げているかどうか。プラスであることが大前提

これらがすべて良い数字で、さらにニコちゃんマークがついている企業を探す。

これだけで四季報の使い方として十分なスタートになる。

四季報を開いてわかったこと

ページを捲り続けて実感したことがある。

日本企業は慎重な会社が多い。そして意外と儲かっている会社が多い。

こういった肌感覚は、時間をかけて自分でページを捲らないと掴めないものだ。

四季報は読むものではなく、触れるものだ。

最初はちんぷんかんぷんでいい。触り続けることで少しずつわかってくる。

何十年も投資してきた私が、四季報を初めて開いたのは50代になってから。

遅すぎることなんてない。

まとめ

  • 四季報は記者が独自予測を出している企業分析本
  • まず見るのは「四季報予想と会社予想の乖離マーク」だけでいい
  • 上矢印ニコちゃんマーク=上方修正の可能性が高い
  • ROA・ROE・配当利回り・営業CFも合わせて見る
  • 触れ続けることで、肌感覚が育っていく

投資は自己責任でお願いします。この記事は投資助言ではありません。

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