私は今、暴落で資産が半分になっても大丈夫だと思っている。
なぜなら、私の老後は資産だけで成り立っていないからだ。
「老後に2000万円が必要」と言われて久しい。
でも私は、55歳で2000万円あれば十分だと考えている。
なぜそう言えるのか。理由を話したい。
老後資金は「3本の柱」で支えるもの
資産だけで老後を支えようとするから、2000万円じゃ足りないという話になる。
私が頼りにしているのは、3本の柱だ。
2000万円の資産、働く力、そして年金。
この3つが揃えば、2000万円という数字は十分すぎるほどだと私は思っている。
2000万円を65歳まで運用したら
55歳で2000万円を持っていたとする。
これを年平均7%で10年間運用すると、65歳時点では約4000万円になる。
(計算式:2000万円 × 1.07の10乗 ≒ 3934万円)
4000万円を月0.3%ずつ取り崩すと、月12万円。
年144万円。これが資産からの収入だ。
地道に積み上げてきた結果を、手にする瞬間だ。
→ 老後2000万円問題|時給550円だった私が出したひとつの答え
年金と「働く力」が加わると
月12万円の取り崩しに、年金が上乗せされる。
私は年金を繰り上げて受け取ることを考えている。
受取額は少し減るが、早めに手元に入る分を投資に充てることができる。
社労士として年金を学んできたからこそ、自分なりに納得して選択できる。
これは強みだ。
さらに、私には「働く力」がある。
社労士の資格を持ち、顧問先がある。
フルタイムで働かなくても収入を得る道が残されている。
月数万円の収入があるだけで、資産の取り崩し速度はぐっと落ちる。
2000万円 + 年金 + 働く力。
この3本柱が揃ったとき、老後の不安はかなり小さくなる。
年を取るとお金は使わなくなる
もうひとつ、あまり語られないことがある。
年を取ると、お金を使わなくなるのだ。
食が細くなる。遠出が億劫になる。欲しいものも減ってくる。
60代後半から70代にかけて、生活費が下がる人は多い。「2000万円問題」の計算式には、この現実がほとんど反映されていない。
使わなくなれば、それだけ長く資産が持つ。
思えば、資産形成は人生そのものだった
私が資産形成を始めたころ、老後なんて遠い話だと思っていた。
でも振り返ると、その一歩一歩が今の自分を作ってきた。
コツコツ積み上げて、社労士の資格を7回かけて取って、NISAで成長株を買い続けて。
思えば資産形成は、人生そのものだったんだね。
55歳で2000万円。それは到達点じゃなくて、通過点だ。
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