私はあまり
一般人が書いた文章は読まない。
いや、
間違いなく
読んでいない人間だ。
友人に勧められたブログを読んだことがある程度だ。
なぜって?
そもそも、
読む価値があるのか理解できないからだ。
わからないものは読まない。
そこははっきりしている。
私はメンタルモデル「価値なしモデル」である。
(典型的だね~)
”岸田奈美さん”との出会い
とある人から
「岸田奈美さん」のnoteを勧められた。
読んでみる。
へぇー
こんな人もいたんだ。
なかなか飛んでるよ。
この人。
これが、おもしろいのだ。
途中で終わらせることができない。
読み終えるまで行ってしまう。
普段の日常を、
関西のおもろいノリで、
描いている。
その文章には
独特の笑いがあり
リズムがある。
改行も半端なく多い。
文章は短い。
ピアノの伴奏のようだ。
そして時に
大きいフォントで
攻めてくる。
これが読む人に負担をかけない文章なのかと
目から鱗だ。
私の読書録などは、
私自身の忘備録を兼ねている。
というかほぼ忘備録だ。
そのため引用がやたらに多くなる。
「そうそう、そうだよね」
「わかる、わかる」
「ここ大事、残しておこう」
「このフレーズ、響いた」
こうなってくると、
ほんとに忘備録そのものだ。
読みにくいだろうなと
自分でも思う。
私が読み返してみると、
それはそれで役立つことも多いのだが。
「岸田さん」の文章には、
笑いも大いにあるのだが、
泣かせる、
感動させる要素も多い。
自身の母が車いす、
弟がダウン症、
父親は中学生のとき過労死。
この境遇が
そうさせる部分も多いのだろう。
あの笑いの技は素晴らしい。
何気ない日常、
それも彼女にかかると
とたんに笑いで輝き始める。
かっこつけてない。
配慮はあるけど
思いのまま。
そうとう愚痴めいた内容も書いたらしいが、
それが誰かを癒していた。
そして本になった。
なんかドラマだねぇ。
物語みたい。
「笑い」の力
ただいえるのは、
人に笑って
元気になってもらえるということは
素敵だということだ。
そしてそれができるってことは
素晴らしいことだ。
文章の力。
言葉の力。
これは
どんな力より
大きい。
私の力、個性で
人に与えられるもの、
何か
あるかな?
言葉で与えられるもの、
知識で与えられるもの、
あるかな?
これらは
在るを前提で
探さないと
みつからないんですよねぇ。
知ってました?
自信がないからって
いつも目立たないように
表現を控えてたら
勿体ない時代なわけです。
三つ指ついて
挨拶するのが
いつも
良いってわけじゃない。
前に出て
笑顔で
大きな声で挨拶が求められている時代
かもしれない。
元気ないとき、是非、岸田さん、読んでみてください。
声出して笑える・・かもしれません。
今日もみなさんに
喜びが怒濤のごとく流れこみますように。