以前、齋藤一人さんのお話で
「日本人には
圧倒的に褒める人が足りない。
みんな褒められたい人ばかりだ」
と言うのを聞いたことがある。
「褒めることができさえすれば、
それだけで貴重な人になれる。」
なんだ、
貴重な人になるのは
そうすれば良いのか。
それ以来、
貴重価値である、
褒める人になるべく
生きてきた。
SNSの投稿も
必ず、褒める。
そうすると、誰かが言ってくれた。
「褒め達人だね」って。
純粋に嬉しかった。
SNSなどの
薄い関係なら
それで上等だ。
ただ、これが現実となると
なかなかに
難しい。
「人付き合いで疲れない方法」で
参考になる一節があったので
書き留めたい。
ほめられて嫌な人はいませんから、与えることによって相手はだんだんあなたに心を開いてくれるようになります。
しかし、ほめるというのも案外難しいものです。
(中略)
注意したいのはあくまで自分軸で与える、ということ。
「相手に心を開いて欲しいから」という計算、すなわち下心でやってしまうと、当然ですが相手の反応が気になります。そして、「せっかく喜ばせようと思ってやってるのに、何、その反応!」とまるで期待を裏切られたような思いが出てきてしまうとしたら、それは「与える」のではなく「取引をしようとした」ということになります。つまり、自分の好意と引き換えに相手の気持ちを得ようとする試みなのです。
「与える」ということは愛ですから、それ自体に喜びがあり、充足感があります。しかし「取引」は相手から何かを引き出すために行われるので、そこに愛はありません。だから、期待通りに物事が進まないときに怒りを感じてしまうのです。純粋に相手が喜ぶことをしてあげること。それが架け橋になるのです。
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そう、
私も褒めておいて
期待通りの反応がないと
なぜか
失望することがあった。
それはこういうことだったのか。
私は「取引」をしていたのだ。
自分軸から
与えることに専念していない。
だからがっかりするのだ。
だから腹が立つのだ。
妙に納得した。
純粋に与えるって
難しい。
でもこれも意識して
変えていく、
これが大事なんだろうな。