アウトプットとは、頭の中にあることを外に出すこと,表現することだ。
これには「話す」「書く」「行動する」の3つがある。
どれもエネルギーを使う部分である。
アウトプットにはエネルギーを使い、だからそれをしない人が多いのだ。
私もその一人。
ブログも更新をもっと頻繁にするつもりで立ち上げたのに、
この更新の少なさである。
アウトプットが出来ていない。
インプットとアウトプットの最適比率はどのくらいであろうか?
7割対3割かと考えていた。
知識を多く入れないと、しっかりした表現はできない。
そう思っていた。
ところがこの本によると
アウトプット:インプット比率は7:3がベストなのだそうだ。
インプットの2倍以上のアウトプットを
心がけよ、である。
何故なら、
「インプットの量と自己成長の量は全く比例しません。
重要なのは、
インプットの量ではなく
アウトプットの量なのです」
月3冊本を読む人と
月10冊本を読む人なら
どちらが知識量が増えるか?
月10冊読む方だろうと考えるが
それは間違いである。
月3冊読んで人にその内容を外に説明した人が
最も知識が増えるのだ。
読んだだけでは、結果は同じ。
どちらも知識として増えてはいない。
「わかったつもり」になってるだけで
実際は記憶に残っていないのだ。
インプットは単なる自己満足。
自己成長はアウトプットの量に比例する。
樺沢先生は
「アウトプットは運動である。」と言う。
「書いて覚える」「声に出して覚える」ことが
記憶に有効なのはそのためだ。
さらに大事なのが
「インプット」「アウトプット」したら、
必ずフィードバック行う習慣をつけましょう。
フィードバックは、
すべての行動に対して行うべきです。
常に方向修整、微調整をしながら
次のインプットにつなげていく。
「うまくいっている点」と
「うまくいかない点」を把握できれば
「何をすべきか」が
自然と見えてきます。
納得である。
この本では具体的に
どうアウトプットするべきかが
書いてある。
科学的に裏付けられた、伝わる話し方
・挨拶はあなたを認めていますのサイン
笑顔で元気よく、アイコンタクトをしながら
「おはようございます」
ということで
挨拶の効果は効果は
最大化します。
・雑談する
「長く話す」より「ちょくちょく話す」
接触回数が増えるほど
人の好感度は
高くなります。
・質問する
開始前の質問が、学びの方向性を決める。
「自分自身に質問する」だけで、
脳は圧倒的に活性化し、
必要な情報を集めてくれるのです。
セミナーを受ける前
本を読む前
何をセミナーから学びたいのか
本からどんな知識を得たいのか
その意識づけが
大事ということだ。
最近人気の女の子の口癖ではないけど
「ぼけーっと生きてんじゃねぇよ」
である。
・プレゼンする
緊張を味方につけると、パフォーマンスは上昇
緊張は敵なのか
見方なのか、
その議論は100年前に
決着しています。
ある程度の「緊張」があったほうが
パフォーマンスはアップする。
緊張は敵ではなく
味方である
ということです。緊張してきたら、
「パフォーマンスが上がってきた」と
つぶやいてみましょう。
ほどよい緊張の中で
堂々とプレゼンできるはずです。
これは、参考になる。
私は人前でしゃべる機会が
そこそこある。
そのたびにドキドキし通しだ。
・自己紹介する
上手に自己紹介するのは、
とても簡単です。
自己紹介の原稿を書いて、
それをスラスラ言えるように練習し、
暗記しておく。
それだけです。
30分もあればできるでしょう。
自己紹介は、
「短いパターン」
「長いパターン」と
時間によってしゃべる内容が異なります。
自己紹介の原稿は、
「30秒」「60秒」の2パターンを
作っておくのが良いでしょう。
「30秒」で約200文字
「60秒」で約400文字となります。
自己紹介の目的は、
「自分が何をしている人か」を
記憶してもらうこと。
専門用語を使わずに
「わかるように話す」ことが重要です。
自己紹介にはその他
「差別化する」
「尖った部分」
「変わった部分」
「長所、得意とする点」
を盛り込む。
そして、数字を盛り込む。
映画が大好きではなく、
「年間映画100本みます」と
数字を入れると説得力が強化される。
ビジョンを盛り込む
自分が何を実現したいか,
行動や考え方の指針を盛り込むと
強い共感が得られ、
後から声をかけられる率がアップする。
など、コツがある。
1つ1つ入れ込んで
魅力的な自己紹介文を
作りたいと考えている。
能力を最大限引き出す書き方
・手で書く
「手書き」と「タイピング」では
手書きで紙に書いた方が、
より記憶に残りやすく、
勉強効果が高いことが
明らかになっている。・書き込む
びっしり書き込まれた本は、
学びの軌跡・書き出す 1
どんなに素晴らしい経験をしたとしても、
それはただのインプットなので
時間とともに失われて、
劣化して、
曖昧になってしまいます。
それは、とても
「もったいない」ことです。
しかし、この書き出すという作業をすることで、
その瞬間の感動と
「脳内」状況をパチリと1枚の写真に収めるように
記録に残すことができます。・書き出す 2
人間の脳は一度にいくつのことが処理出来ると思いますか?
諸説あるものの「3」前後といわれています。
「Aさんに電話しないと」
「15時から会議」
「今日が、書類の提出期限」
など、仕事中、
いろいろな考え、アイデアが浮かびますが、
それらはすべてメモなどに書き出すこと。
そして脳のトレイを
空にすべきなのです。
「脳のトレイ」を空にする、
それがアウトプットです。・TO DOリストを書く
TODOリストの凄いメリット
1 1日の仕事の流れが確認できる
2 集中力が途切れない
TODOリストを書かない人は、
一つ仕事が終わった瞬間に、
「次は何の仕事をしよう」と考えます。
ここで集中力はゼロにリセットされます。
集中力が回復するまでに、
何分もかかるといわれていますので
仕事が終わるたびに、
時間をロスしていることになります。3 うっかりミスがゼロになる
4 ワーキングメモリーの容量が増える
そして、TODOリストの3原則
1 必ず紙に書く
2 常に机の上に置いておく
3 達成したら豪快に斜め線で消す・ノートをとる
思考の軌跡は、1冊のノートに残す
自分にとってもっとも便利で、自分の学びを最速にしてくれる、
世界で一つの自分だけのノート術を模索しながら目指していくのです。
自分にとっての「最高のノート術」を、
自分で実践することを通して
発見して欲しいと思います。
先生はどうノートを取っているかというと、
1 1冊のノートにすべてをまとめる
1冊のノートの時系列でならべることで、
何年何月頃と思い出すだけで、
あっという間にそのページを開くことが出来ます。2 自分のこだわりのノートを持つ
3 見開き2ページに収める
4 レジュメにメモしない
最低のノート術は、レジュメや配布物にメモを取ることです。
1年前の会議の配付資料を取り出すことはほぼ不可能か、
探すのにものすごく時間がかかります。5 細かくノートを取り過ぎない
6 気づきを3つ書く
ノートに何を書くのか、
それは「気づき」=「アハ!体験」です。
脳の神経回路がつなぎかわるような発見や学び、気づきは
必ずメモしておきましょう。
2時間のセミナーで3つの「気づき」があれば、
十分でしょう7TODOを3つ書く
現実を変えるためには、行動を変えないいけません。
「気づき」だけでは不十分なのです。
そして「気づき」を「行動」に変えるツールが
TODOです。
「気づき」を実際の自分の生活、
仕事の中でどのように実践していけば良いのか。
TODOリストを箇条書きで書いていきます。
アウトプット力を高めるトレーニングとして
書かれているのは
1 日記を書く
2 健康について記録する
3 読書感想を書く
4 情報を発信する
5 snsに書く
6 ブログを書く
7 趣味について書く
自分の感想、意見、気づきを書く
以上7つ。
このブログも私の防備録のようなものだ。
読書感想文を敢えてブログで
書くことにより
アウトプットを目論んでいるのだ。
ノート術と時間管理術には関心がある。
見たユーチューブの感想も
24時間の記録も
残していこうと考えている。
それらはいろいろトライ&エラーを
繰り返しながら、
形を変えつつ残っている。
このアウトプット大全も
その一環だ。
ノートに残していく、
その方向性は間違ってない。
自信を深めて、
また1歩、
進んでいきたい。