みけまねブログ
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平均寿命150歳?!  「LIFE SPAN 老いなき世界」を読んで・・・

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こんにちは。

あなたは何歳まで生きていたいか?
そう聞かれたら、どう答えますか?

私は100歳現役!!
と即答するだろう。
100歳まで生き
その後ピンコロ。
これを理想としていた。

この本を読むまでは・・・

 

「人間の身体は、大事に扱ってさえいれば
100歳までは普通に活動できる。
そして100歳を元気に活動できれば、
後はさも楽に
次の世界へいける。」

これが私の持論だ。

つまり100歳が
健康寿命のラインと思っていた。

しかし著者は、平均寿命が
120歳時代がくるという。
それもほぼ確実に。

この本を読んで
確かに研究の進歩があり
それも可能だと
認識を改めた。

150歳ピンコロに
変更しなければ・・・・
そう思うのである。

そもそも
人間の身体というのは、
健康で活動的に
楽しく生活できるように
基本設計されている。

無茶な使い方や
偏った使い方、
それさえしなければ
神が与えしこの身体は、
美しくもしなやかに機能する。

そして綺麗に使ったその
愛しい身体は
自然に水が流れるように
神の手に帰って行く。

その上限、
身体本来の寿命が現在は100歳。

そう今まで縁のある方々を見て
勝手にそう考えていた。

100歳が身体の
物理的な限界。

正確にいうと120歳くらいか。
これは身体というより
血管の寿命。

今現在はそういう状態だ。

それが150歳まで
伸びようというのだ。
これは今までの常識を覆すものだ。

 

神は人間をこよなく
慈しんでおられる。

そう確信している。

だから神より与えられしこの身体を
本来の使い方で
慈しみさえすれば
この世を思いっきり活きて
笑って旅立てる。

だから身体本来の寿命が来さえすれば
老木がポキっと折れるように
人間も煩うことなく
去って行けるのである。

これが私の基本だ。

その限界が100歳から
あわよくば150歳に
伸びるという。

これは生きたい私にとって
朗報である。

いや、
健康で自分を表現して
生きたい私にとって
リミットが遠ざかるという点では
喜び以外の何物でもない。

 

老いは病だ著者という。
だから治療できるのだ。
しかも体全体にまんべんなく
ダメージを与える
根本的疾病。

老化が病気?!
その考えはまだまだ受け入れられていない。
だが、著者はそう考えている。

私たちは古いDVDのようなものだと私は考えている。DVDの表面に傷が付いただけなら、普通は情報を修復できる。
クローン技術が見事に証明している通り、私たちの細胞は若い頃のデジタル情報を高齢になっても保持している。若返るためには傷を取り除く研磨剤を見つけさえすれば良い。 (以下略)

老化の鍵をにぎるのは、「サーチュイン」といわれる長寿遺伝子だ。このサーチュインがストレスにさらされたときに、生殖ではなく修復を選ぶことで、私たちの身体にじっとしておくよう命じる。そして老化に伴う主だった症状とも闘う。サーチュインが活性化することで、DNAの修復が進み、記憶力が向上し、運動持久力が高まり、何を食べても太りにくくなる・・・・

これは、凄い!
サーチュイン遺伝子を活性化できれば・・・
老化は多少遅らせることが出来るということだ。

防御システムはすべて、生体にストレスがかかると始動するという共通点を持つ。

細胞を損傷させることなく長寿遺伝子を働かせるストレス因子はいくつもある。たとえば、ある種の運動をする、ときおり絶食する、低タンパク質の食事をとる、高温や低温に体をさらす、などだ。

やっぱり、体に適度にストレス与える方法か!!

絶食と運動は鉄板だ。
確かに、狩猟していた時代から言うと
ずいぶん楽な生活を送っている。
それが人類が得た英知からだとしても、
このままだとその代償は大きい。


人間の遺伝子にはデジタルのゲノムと、
アナログのエピゲノムがある。
ゲノムは壊れない。
傷ついて壊れていくのはエピゲノムだ。
著者はゲノムをグランドピアノ、
エピゲノムをそれを奏でる奏者にたとえている。

最初はとても美しい旋律だ。
それが一つ引き間違え、なんとか修復、
そしてまた間違え、段々間違える間隔が狭まっていき
最後は曲ではなくなっていく。

それが老化だ。

これを上手く地形で表した学者がいる。
ウォディントンである。

ウォディントンの地形では、山の山頂にビー玉が1個載っている。これが胚の幹細胞だ。胚が発達していくとき、ビー玉は山腹を転がり落ちて、数百ある谷のどれか1つの底で止まる。1つ1つの谷は、体内で細胞が取り得る様々な種類を表している。つまりこれがあ分化だ。エピノゲノムはビー玉を導くのに加えて、重力の役割も果たす。ビー玉が定位置に落ち着いた後も、道を逆戻りすることのないよう、また、別の谷にとび移ったりすることのないようにしておくためだ。

最終的に停止した場所が、細胞の運命を言われる。

運命の場所にビー玉が安定してくれてれば良いのだが、決して固定されているわけでもなく、それどころか、時間が経つにつれ動き回りやすくなるという厄介な性質を持っている。

日光やX線を浴びてDNAが損傷した後などでは、エピノゲノムに大幅な調整がなされる。そのため谷底のビー玉は激しく揺さぶられる。小規模な地震によって、地形が少しずつ変動するのを思い浮かべるといい。時とともに地震が何度も繰り返され、山肌の浸食が進んだらどうなるか。ビー玉は谷から飛び出して山腹を逆行し、別の谷に落ちる。こうなると細胞のアイデンティティーが変化する。たとえば、皮膚細胞だったものが別の振る舞いを始めるのだ。

なるほど、ピアニストであるエピゲノムが大きく損傷するとサーチュインが修復に来てくれるがそれがだんだんひどくなると修復が追いつかなくなるんだ。

そして挙げ句、サーチュインが迷子になったり働き過ぎで細胞が変容していく。最後には細胞が本来のアイデンティティーを維持できなくなる。

そういうことのようだ。

では、どうしたら良いのか?
勿論それについても著者は述べている。

間違いなく確実な方法。食べるものを減らせ。
 間欠的断食。画期的な健康増進法
 そして低タンパク質で野菜中心の食事

運動する。
 運動する人ほどテロメアが長い。
 これは長寿遺伝子がどのようにして働くかを考えればすべて合点がい
く。

つまり、体にストレスを与えて、サバイバルモードに入る必要性があるのだ。

食べ物で野菜中心を実行し、断食し空腹に耐える。
運動によってストレスを与え、サーチュインなどの長寿関連の物質を正しく調整する。
どのくらいの運動が良いのかって?
それはきついと感じる程度だ。呼吸は深く速くなり、当然ながら汗をかき、一息つかないと2言3言しか話せない、この程度が望ましい。

きっちり空腹感を感じる断食をすること。
それに低酸素運動だ。
この2つを組み合わせると間違いなく寿命は延びる。

そのほかにも
寒さに身をさらす。
タバコや放射線などは避ける。
などおすすめだ。

ここで著者が毎日行っていることを紹介しよう。

・NMN1グラム、レスベラトロール1グラム(自家製ヨーグルトに振り入れて混ぜる9、およびメトホルミン1グラムを毎朝摂取する。
・ビタミンDおよびK2の1日推奨量を摂取し、83ミリグラムのアスピリンを服用する。
・砂糖、パン、パスタの摂取量をできるだけ少なくする。デザートは食べない。
・1日1食は抜く
・毎日できるだけ歩くことを心がけ、階段を使うようにしている。
・週末はほとんどジムに行き、バーベルを挙げ少しジョギングをしてサウナに入り氷のように冷たい水風呂に入っている。
・植物をたくさん摂取し、哺乳類を口にすることを避ける。
・タバコは吸わない。電子レンジにかけたプラスチックや、過度な紫外線や、レントゲンやCTスキャンを避ける。
・日中と就寝時は涼しい場所にいる。

なかなか禁欲的だ。

でもこれで健康寿命が延びるなら、やってみる価値はあると思う。

それにしても息が上がる運動が厳しいなぁ・・・
もう何年もしてない気がする。

とどのつまり努力なくして
長寿無し、
そういうことのようだ。

私は今年に入ってから
片道合計30分
往復1時間という生活を送っている。

週3日はそういった具合だ。

多少は私のサーチュインも
活性化したかな?