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地味だけど強い|私が古野電機の株主であり続ける理由

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日本はもともと海を得意とした国だった。

海に囲まれた島国だ。当然だ。

そして私は、船という業界に大きな期待をしている投資家でもある。

今日は兵庫県の「古野電機」について書きたいと思う。
多分知っている人は稀だろう。
でもとても地に足がついていて、それでいて未来を見据える素晴らしい会社なんだ。

私がこういう会社に惹かれる理由

古野は1948年、世界で初めて魚群探知機の実用化に成功した会社だ。
それに端を発して、今や大型商船から漁船、プレジャーボートまで幅広く機器を供給している。

中でもレーダーは強い。
商船向けレーダーの世界シェア40%超え。世界トップである。

私はこういう会社が好きだ。

世界初の開発を持ち、
世界シェアNO.1がある会社。
地方でどっしりと構えていて、派手じゃない。

それが魅力的だ。

どんな小さい部品でも、どんな地味な業界でもいい。

世界一、それはあこがれだ。

創業者の物語がいい

もともと創業者・古野清孝が船舶電気工事の会社を興したのが始まりだ。

戦後、物資がない中で、海軍の音響測深機を見て「潜水艦を探せるなら、魚も探せるだろう」と思いついたのが魚群探知機への道だった。

私から見たら単なる鉄くず。
それを見て魚を探すことを思いつくんだから、アイデアはどこに落ちているかわからない。

それでも苦労はあった。
精度が上がらず漁師からの信頼を失い、他の電気工事の仕事もなくしかけた。

それでもやるんだよね、創業者。

魚群探知機の実用化に成功。
8年後の1956年には輸出を開始。
1972年にはアメリカで最優秀メーカー賞を受賞。

一躍スターに上っていく。

こういう物語がいい。

働いている人の顔が見える気がする。

株主の贔屓目かもしれないけれど

古野の営業マンは漁港を回っているという。

漁師と顔なじみになり、自社商品のメンテナンスと買い替えの提案を適時適切に行っている。

泥臭い、昔ながらの信頼関係の上に成り立つ営業だ。

漁港の前を通るたびに、古野の営業マンがいるかも…と思うのは、株主の贔屓目(笑)

地味だけど強い。50代おひとり様が惹かれる日本企業|マニー株式会社

未来への投資を欠かさない

さらに投資していていいなと思うのは、その未来目線だ。

船の自動運転。

自動運転は何も車だけの話じゃない!

日本では2040年までに50%の船を無人運航船にすることを目指したプロジェクトが進行中だ。古野はその中心的存在だという。

最近、船がらみの事故も耳にする。
ヒューマンエラーが原因であることが多いらしい。
自動化が進めば事故が減ると期待するのは私だけではあるまい。

さらに、船で培った技術でヘルスケアや気象観測システムの育成にも力を入れている。
骨粗鬆症の測定機も出している。
X線を使わないので妊婦も安心。
女性の強い味方だ。

いいぞ古野!

古野に投資していると、明るい未来が見えるようだ。

静かに海の底で輝く宝石

私は瀬戸内海を航行する船をよく目にする。
そのたびに思う。
きっとあの船にも古野が使われている、と。
今日も古野は船員たちの目となり耳となって、安全な航海を支援している。

私は派手な銘柄も嫌いじゃない。
大きい時価総額の会社も好きだ。
でも古野のように、目立たない場所で世界の海を支えている会社に魅力を感じる。

静かに海の底で輝く宝石のような存在。そういう会社を応援したい。

だから私は今日も株主であり続ける。

※この記事は投資の推奨ではありません。投資は自己責任でお願いします。

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