「結局、あといくらあれば安心なんだ?」
50代になると、こう思う瞬間が増えてくる。
老後のお金の話、よく聞く。
特に最近。
「老後2000万円問題」が世間を騒がせたとき、一気に意識が向いた人も多いはずだ。
でも正直、「2000万円」って一概に言えないよね。
生活水準も違う。
ローンの有無も違う。
家族構成も違う。
だから今回は、細かい事情はさておいて、ざっくり自分で計算してみよう。
「私に必要な老後資産はいくらか」を。
まず「不足額」を計算する
考え方はシンプルだ。
生活費 - 年金額 = 月の不足額
月の不足額 × 12ヶ月 × 老後の年数 = 必要な老後資産
これだけ。これが老後資産の正体だ。
では実際に当てはめてみよう。
単身世帯の生活費 平均173,042円
2025年の家計調査によると、単身世帯の月平均消費支出はこうなっている。
| 費目 | 単身世帯 月平均額(円) |
| 消費支出(合計) | 173,042 |
| 食料 | 49,321 |
| 住居 | 21,667 |
| 光熱・水道 | 13,333 |
| 家具・家事用品 | 6,120 |
| 被服及び履物 | 4,908 |
| 保健医療 | 8,754 |
| 交通・通信 | 19,334 |
| 教育 | 37 |
| 教養娯楽 | 21,173 |
| その他の消費支出 | 28,396 |
出典:家計調査 表Ⅱ-1-2(2025年)
私の場合で計算してみた
私は零細企業に20年勤務したため、厚生年金はほぼ期待できない。
ざっくり10万円くらいだろう。
173,042円 - 100,000円 = 73,042円 の不足。
結構不足するな、という印象だ。
65歳で退職して90歳まで生きるとすると、引退期間は25年。
73,042円 × 12ヶ月 × 25年 = 約2,200万円
60歳までに2,200万円。
大金だ。
まったくもって。
でも、ここで終わらないのがポイントだ。
72の法則 ― これを知ったとき、ときめいた
2,200万円を自力で貯めなくていい。
そのことに気づかせてくれたのが「72の法則」だ。
72の法則とは、複利運用でお金が2倍になる年数を計算できるシンプルな公式。
72 ÷ 年利(%) = 2倍になる年数
アメリカのS&P500は過去の平均年利が約6.8%。
72 ÷ 6.8 = 約11年で2倍
これを知ったとき、正直ときめいた。
暗闇に灯りを見つけた感覚に近い。
2,200万円を自力でゼロから貯めるのではなく、「今ある虎の子を育てる」発想だ。
55歳で2,000万なら、65歳には4,000万になっている
55歳で2,000万円。
人によるが、現実的に届く数字だと思う。
厳しい数字と感じる人もいるだろう。
でも、「虎の子」に働いてもらうという考えは知っておいてほしい。
S&P500インデックスに運用を任せれば、
約11年後の65歳には4,000万円になっている計算だ。
(やっぱり米株はなんだかんだで凄いな・・)
目標は「55歳で2,000万」。
そして長期では「65歳で4,000万」。
過去平均のデータによると、こうなってる計算だ。
虎の子に働いてもらう。それが私の作戦だ。
1,200万?2,000万?「ないない」という人へ
正直、「そんな額、ない」という人もいると思う。
ここは守りを固めよう。
まず固定費の見直し。地味に効いてくる。
そして健康への投資。検診には大判振る舞いでいい。
健康であれば、長く働ける。
長く働けることは、固定費削減よりもずっと効果的だ。
72の法則は50代を明るくする。
知っておいてほしい。
私はフル活用する予定だ。
私の虎の子たちよ、頑張って働いてくれ。
大丈夫、君たちには72の法則がついてる!
そう言いたい。
まとめ
- 老後資産の計算式:(生活費-年金)×12ヶ月×老後年数。
- 単身世帯の平均生活費は月173,042円(2025年家計調査)。
- 72の法則:72÷年利=お金が2倍になる年数。S&P500は約11年で倍。
- 目標は「55歳で2,000万」。65歳には4,000万になっている計算。
- 資産が少ない人は固定費削減と健康への投資を優先する。
- 自力で全額貯めなくていい。虎の子に働いてもらうのが作戦。
※この記事は個人の見解であり、特定の投資手法・銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いいたします。
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