みけまねブログ
50代独身実家暮らし女性 生き方ヒント
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「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」根本和幸 「自分軸」で生きる方法の提案

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「自分軸」で生きたいですよね?
私は自分軸で生きたい。
それが楽に生きていける方法だからだ。
そしてうまくいけば、
世界が広がる予感。

では、どうするのか??

ところで、あなたは一人で居酒屋やバーに入って楽しむことはできるでしょうか?
私は相互依存の状態をつくる練習のため、しばしば「一人で居酒屋やバーに行ってみてください」と提案しています。
人目を気にする人は楽しめませんよね。自分がどう思われるのか?とい他者目線(つまり依存状態であり、他人軸の状態)に意識が集中してしまうからです。慣れていない人はいたたまれなくなるかもしれません。そもそも常連客の中でたった一人で飛び込むのはアウェー感満載です。
(中略)
居酒屋やバーでは本当の一人ではないですよね。一人で飲んでいてもお店の人や他のお客さんがいる、集団の中の一人なんです。これは自分の部屋で一人酒をすること、他人をシャットアウトして孤立状態にいるのとは次元が異なることです。
集団の中にいながらも、自分自身を保てる状態というのが、自立しながらもまわりと適度な距離感でコミュニケーションがとれる理想の相互依存状態といえるでしょう。
だから、バーや居酒屋というのは、そのための練習におすすめなのです。

ここではっきりした。
私はバーや居酒屋は苦手だ。
まずもって行ったことがない。
酒が飲めない、
居酒屋で出費することが無駄だと思うなど、
確かに意見はあるが
その根底には
相互依存状態が作れないから苦手なのだ。
やはり他人軸である。

でも、そんな私が
バーや居酒屋にちょっと立ち寄るようになると
世界が広がりそうだ。
金銭感覚の問題で、
なかなか難しそうだが。

「依存」から「自立」を乗り越えて理想の対人関係である「相互依存」へ。
そのための3つのレッスンを解説します。

1 主語をはっきりさせる。
1つめは「アイ・メッセージ」です。これは「私が」「私は」と意図的に「主語」をつけて会話することです。
「あの人はどう思うかな?」
「彼の要求には応えられないかも」
自分軸に立ってない人は、このように主語が自分ではなく、相手だったりします。
主従関係でいえば、いつも「従」になるわけですから、簡単に相手に振り回されてしまいます。
したがって、普段から「私は」「僕は」と主語を付けることを意識することが大切です。
たとえば先輩から「今日は飲みに行くか?」と誘われたときに、「すいません、今日は行くのをやめときます。」と断るところを、これからは「すいません。僕は、今日のやめときます。」というようにしてみるのです。

会話だけでなく、独り言や心の中のつぶやきも意識して下さい。
「今日は新鮮な魚が食べたいな」ではなく「、今日は新鮮は魚が食べたいな」と言ってみるのです。
「会いたいなあ」ではなくて、「が会いたいなぁ」です。「どうしていいのかわからない。」ではなくて「がどうしていいのかわからない。」ですね。

「主語」という意識をはっきり持つことによって、喪失していた自分を取り戻せるようになり、相手との間に境界線が引きやすくなります。

自分を喪失している人はそもそも自分が何をしたいのかさえ分かっていない場合があります。
そこでアイ・メッセージの「自分は」「私は」「僕は」という主語を意識して、自分に希望、願望、意図をぉおてみるのです。
「私は今日、何をしたいのか?」
「私は今、何を飲みたいのか?」
「私は今週末、何処に行きたいのか?」
こうした自分お気持ちを常に確認する癖をつけたいものです。
(中略)
このレッスンを始めた頃は、「今日のお昼は私は何を食べたい?」と自問自答してみても「・・・・・」となることが多くなるはずです。慣れていないからですね。
人によって差はありますが、数日から数週間で「今日のお昼はなに食べたい?」の答えは出てくるものです。小さいことのように思われるかもしれませんが、それは自分軸に向かう大きな一歩です。

まずは、自分の意思確認からだね。
さらに、

「指さし確認術」と私が読んでいる方法もおすすめです。
自分が行動を起こすときに車掌さんのように指を指して自分の意思を確認するのです。
コンビニに入って飲み物のコーナーに来たら「紅茶を飲みたいぞ」と紅茶を敢えて指さして確認してからレジに持って行きます。ネットを見るとき、テレビを見るとき、これも意識的に「今から○○を見る」と意識してからチャンネルを合わせましょう。
人目に触れるのが恥ずかしいという人は、心の中でやってみてもOKです。自宅にいるときはぜひ車掌さんや運転士になりきって「お醤油よーし!マヨネーズ準備完了!」とやってみてください。
これもけっこう疲れます。そして、意識しないとやるのを忘れてしまいます。
しかし、やってみてわかりますが、私たちが普段それくらい自分の意図、意思を意識せず惰性で、なんとなく行動しているかを思い知らされます。

何が欲しいのか分からなくて「何でもいいや」と流されやすくなりますし、さっきは「紅茶が飲みたい」と思ったはずなのに「本当に紅茶なのか?」と疑いが出てくることもあります。すると、その指さし確認で自分の意思を確認することがどんどん面倒くさくなってきます。
自分軸を確立することはそれくらい難しいのですね。

指さし確認という、
行動までつけて
自分の意思を確認していく。

「まわりに流されやすい」とか「自分がない」人は、当然のこと「時間」にも流されています。夜、寝る前になって「あれ?今日って忙しかったような気がするけれど、何してたんだっけ?」となります。
自分のために時間を使い、心が満たされたのであれば充実感は残りますが、他人のために使った時間は所詮は他人のもの。それだけで1日が終わるのは、あまりにも悲しいと思いませんか?

ですから、「今」を意識してください。「今」にしか私たちは生きれないのです。
「私は、今、どうしたい?」
「最近、多忙だから休憩が取りたい。」
「よし、じゃあこの書類に区切りをつけたら喫茶店にいってコーヒーを飲んで一休みしよう。」
「了解!」
自分と対話できる、ということは客観視できている自分がいるということです。これにより「自意識過剰」な状態を抜け出せます。つまり、自分をしっかり持つことができるといわけです。

自分をしっかり持てるようになると、ようやく人との積極的な関わりが可能になってきます。

つまり、自分でできることとできないこととの区別ができるようになり、自分ができることは自分がするけれど、できないことは誰かに頼む、という相互依存的な考え方が生まれてきます。

他人に流される人は
時間にも流される。
このフレーズは痛かった。

自分が何を欲しているのか、
今自分はどうしたいのか?
そこからすべては始る。

「まず自分、次に相手、そして最後が2人の関係性」
これが正しい順序だ。
この順番を間違えるから
うまくいかなくなる。

まずは自分。
そういつも自分。

やっぱり一番大事なことは
一番近くにあるのだ。

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