健康寿命が尽きる。
それは人生の一大事である。
病気やけがで働けなくなる。
通院が増える。
医療費がかかる。
人によって形は違うが、お金の流れが変わることだけは共通している。
そして、健康寿命が尽きると介護状態になる人も多い。
そこで今回は健康寿命が尽きたときの介護費用を中心に考えてみたい。
数字が公開されているので、考えやすいためだ。
あなたは介護にかかるお金、考えたことあるだろうか?
生命保険文化センターの調査によると、
介護にかかる費用は、
一時費用と月々の費用を平均介護期間で計算すると約500万円を超える。
それも「平均」の話。
長引けば、もっとかかることもある。
さらに、医療費もかかる場合があるだろう・・・
え、これって額が多くない??
私が「将来のお金、本当に足りる?」と頭痛を感じ始めたのは、
この数字を知ったときだ。
将来の生活費という名のバケツに、穴が開く話
将来の資金を「大きなバケツ」に例える。
現役時代にせっせと水(お金)を貯めて、
人生の後半はそこから少しずつ使っていく。
…のはずが、健康寿命が尽きたとたん、
バケツの底に穴が開く。
老後の前に水が漏れていく可能性だってある。
介護が必要になると、ただ生活するだけでなく、
介護費用にお金が一気に出ていく。
年金だけでは到底まかなえない現実が、そこにある。
若いときは年金もないんだから、大変だ。
現役時代に健康寿命が尽きるのは、どうあっても避けたい。
介護にかかる費用、実際いくら?
生命保険文化センター「2024年度 生活保障に関する調査」によると:
・介護の一時費用(住宅改修・介護用ベッドなど):平均 約47.2万円
・月々の介護費用:平均 約9万円
・介護が必要な期間:平均 約55か月(4年7か月)
これを合計すると——
【介護費用のまとめ】
| 費用の種類 | 金額 |
| 介護の一時費用(住宅改修・福祉用具など) | 約47万円 |
| 月々の介護費用(月9万円 × 55か月) | 約495万円 |
| 合計 | 約542万円 |
| 出典:生命保険文化センター「2024年度 生活保障に関する調査」 | |
約542万円。
これが「平均的な介護にかかる費用」の目安だ。
もちろん、介護の内容・期間・地域によって大きく変わる。
在宅か施設かでも全然違う。
でも「まったく費用がかからない」ということはまず、ない。
正直、頭痛を感じている
この数字を知ったとき、私は正直、頭痛を感じた。
社労士として老後の年金や保険制度を理解していても、
「自分ごと」として直視するのは、なかなかしんどい。
でも、だからこそ「兜の緒を締めよ」という気持ちになる。
現実を知ったうえで準備する。それしかない。
だから私はピンピンコロリを目指す
結論として、私の将来戦略はシンプル。
ピンピンコロリ。
健康寿命を延ばして、介護不要のまま一生を終える。
そのために今、管理栄養士として学んだ知識を自分の体で実践している。
食事・運動・睡眠。
地味だけど、これが最強の人生防衛策だろう。
お金はただの数字ではなく、体験に変えるもの
老後費用や介護費用を貯めるだけが将来資金の目的じゃない、とも思う。
私は旅行が好きで、史跡めぐりが好き。
健康なうちに行きたいところに行って、見たいものを見て、
体が動くうちにお金を「体験」に変えていきたい。
「介護費用のために全部取っておく」では、人生がもったいない。
健康でいられる今を、思いっきり使う。
それも大事な将来設計だ。
社労士×管理栄養士として伝えたいこと
将来設計の話は「お金」だけでは語れない。
年金制度・介護保険・就労継続……社労士として知っていることは多い。
でも、それと同じくらい「体が資本」だと実感している。
健康でいれば、介護費用はかからない(かもしれない)。
健康でいれば、長く働ける。
健康でいれば、旅行にも行ける。
老後資金の最強の節約法は、健康でいること——
管理栄養士として、これが私の結論だ。
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