大学の授業で出会った言葉
「アラヤ識」という言葉を久しぶりに聞いた。
最初に出会ったのは大学の一般教養の授業だった。国文学の教授が黒板に縦書きで「アラヤ識」と書いて、こう言った。
「あなたたちは接する言葉に気をつけなければならない。なぜならそれらはすべてアラヤ識に記憶されていくから。死ぬまで残る」
その言葉が、なぜかずっと記憶に残っていた。
そして数十年後、無能唱元さんの「得をする人」という本の中で、またアラヤ識という言葉に出会った。
アラヤ識って何?
難しく聞こえるが、今でいう潜在意識とよく似ている。
アラヤ識に刻印されたことが、未来において現実になる。
ただし、ただ思うだけでは刻印されない。
感情という熱が加わった思いだけが、アラヤ識に入っていく。
つまり「なんとなく思う」では足りない。感情を伴って、本気で念じたことだけが潜在意識に刻まれる。
ピンクとグレー、どちらを貯めているか
無能さんはプラスの感情を「ピンク」、マイナスを「グレー」と表現した。
日常でグレーの感情ばかり積み重ねていると、潜在意識はグレーで埋まっていく。
そこへどんなにピンクの願いを飛び込ませても、グレーに打ち消されて実現しない。
「ほっておくと人間は自然にグレーになる」
これを読んでドキッとした。
意識しなければ、愚痴・不満・不安がどんどん積み重なっていく。それが現実を作っている。
身・口・意を整える
潜在意識を変えるには3つを整える必要があるという。
口(言葉)
言葉には力がある。日本では昔から「言霊」と言う。
「暑くてうっとうしい」ではなく「暑いけど空気が乾いていてサラッとしている」。
マイナスの言葉をプラスに置き換える練習を続ける。
意(意識・イメージ)
「であるがごとく思う」ことだ。
まだ叶っていないのに、叶った状態をリアルにイメージする。細部まで絵を描くように思い浮かべる。
「うっとり」できるくらい具体的に。これが重要だ。
身(行動)
「であるがごとく行動する」。
なりたい自分のように行動する。ただし外に向けてではなく、自分の内側に向けて。
一期一会は時間すべてに
この本で一番響いたのはここだった。
「一期一会」とは人に対する言葉だと思っていた。
でも無能さんは違う使い方をしていた。
今というときはたった一度しかない。すべての時間が一期一会だ。
50代になった今、この言葉の重みが違って感じる。
時間を粗末にしない。今この瞬間に全力でピンクの感情を選ぶ。
それだけで人生は変わっていく。
まとめ
- アラヤ識=潜在意識。感情を伴った思いが刻まれる
- 日常の感情がグレーだと願いは実現しない
- 言葉・意識・行動の3つをピンクに整える
- 今この瞬間が一期一会。時間すべてを大切に
ピンクの感情を選び続ける。それが未来を変える唯一の方法だ。
この本が気になった人はぜひ手に取ってほしい。https://amzn.to/49RZptT

